連想ゲームで楽しみながら脳を活性化。なかなか単語が覚えられないときにやってみたい単語力アップ法。
単語学習をしていて、「なかなか頭に入ってこない」「覚えたはずなのに忘れている」ということはありませんか。人は一度覚えたことでも、時間が経てば多くを忘れてしまうと言われています。
単語をしっかり定着させるためには、復習も大切ですが、脳を活性化させ、頭の中を整理することも大切。そこでおすすめなのが、英語の連想ゲームです。
連想ゲームが語彙力アップにおすすめの理由
1.どこでも、短時間でできる
基本的には、頭に思い浮かんだ単語を口にする(外出中は頭の中でイメージする)だけですので、どこでも行うことができます。すき間時間の学習法としてもおすすめです。
2.思考が柔軟になる
たとえば、apple(りんご)という単語から連想を始めたとします。はじめは、red(赤い)など、ひとつのワードしか出てこないかもしれません。
ですが慣れてくると、sweet(甘い)、round(丸い)、rabbit(うさぎ ※うさぎさんカット)のようにさまざまな単語が出てくるはずです。連想することで脳が活性化し、思考を柔らかくすることができます。英会話では、思考が柔軟なことがとても大切です。
3.関連付けで覚えやすい
勉強で何かを覚えるとき、「1192(イイクニ)つくろう鎌倉幕府」のように、何かに関連付けて覚えることもあったでしょう。記憶は、関連付けて覚えると脳に定着しやすいとされています。連想して複数の単語を関連付けることによって、効率的に英単語を習得することができるのです。
ひとりでできる英単語の連想ゲーム
1.まず紙とペンを用意。(なければ頭の中でイメージ)
2.お題を決める。(例 appleなど)
3.お題から連想できる英単語を声に出しながら書いていく。(例 red, round, sweetなど)
「日本語は思い浮かぶのに英単語が出てこない」という場合は、英語の代わりに日本語で記入していっても構いません。5分など時間を決めておこない、日本語で記入した分は英語に直して、後で復習してみましょう。
複数人で楽しめる、英語の連想ゲーム
ここまでご紹介した連想ゲームだとすぐにネタ切れになってしまうこともあるので、少し違ったルールで行ってみましょう。複数人で楽しんでおこなえる方法です。今度は、前の人のワードから連想する英単語を言っていくという連想ゲームです。
(例)apple → red → cheek → soft → bed → night → dinner
(りんご → 赤 → ほっぺ → やわらかい → ベッド → 夜 → 夕食)
英単語学習のアクセントに
毎日同じ学習法を続けていると飽きてしまうことがあります。連想ゲームはそんな時のちょっとしたアクセントの学習法としても、ぜひ活用してみてください。